このページの情報は 2006年1月11日22時12分 時点のものです。 |
投資の王道―株式市場のテクニカル分析
この本は株式投資でテクニカル分析で勝つために書かれた本ではなく、テクニカル分析で負けないようにするための本です。
私はテクニカル中心で株歴8年になりますがこの本は一言でいえば初心者向けです。ある程度の実績を出しているトレーダーは物足りないでしょう。少しがっかりでした。最後には自分でみつけた儲け方は公にはしないから自分で探せというような文面があり、またもがっかり。
儲けることよりも「損をしない」ことに重点を置いた、非常に実務的な株式投資入門書。自分が危ない局面に入ったらとにかく逃げることが大事で、「危ない」ということを知るためにテクニカル分析が必要だと説く。とかくいかがわしさが付きまとうテクニカル分析だが、この本を読むと、テクニカル分析はディフェンスという目的のために合理的に使うべき道具だということがハッキリわかる。ファンドマネジャーとして痛い目にあった実体験に裏打ちされた、実務的な株式投資の教科書として読み応えがある。「逆指値取引」が決して「逆」でないという解説も非常に参考になる。
相場の世界で生き残るためにはという本です。著者はディーラーの経歴も長く、現在も相場で生活している方です。このため、自分の経験に基づいて、いかにして、損失を小さくして、利益を大きくして、生き残っていくかに主眼をおいて書かれています。内容は多岐にわたっていて、株や信用売りのみにとらわれず、著者はオプション、先物取引にもかなり興味を持っておられる(取り引きされている)ようです。
株式投資を始めるにあたっての最低限の知識をつけるには良い本だと |
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